皆さまに支えられて…

 小学校では新学期が始まろうとしてますが、生活に困窮する子育て世帯の給食がない夏休みの食べ盛りの子供達への食費や、猛暑の電気料金と生活に必要な物資や食材、特に米の高騰など生活に困窮する方々や世帯に直撃しています。

 フードバンクでは、子育て世帯や新規の利用者が増えている中で、地域の方や一般の方が持ち寄ってくださる寄付で活動が支えられています。いつもありがとうございます。

 夏休みに入ってから、困窮する子育て世代への寄付が多くありました。個人の方が持ち込んでくださったものや宅配で送ってくださったもの。わざわざどんなものが喜ばれるでしょうかと事前にお電話をいただき、あれこれ考えてたくさん買ってもってきてくださる方もいらっしゃいました。

 また、地域の自治会長さんから、自治会の災害備蓄用、缶入り『生命のパン』という名前の備蓄用食品の寄付がありました。予期せぬ解雇やトラブルで、電気、ガスを止められてしまった方、一時的に住居が定まらず、車中で生活しているなど、そのまま食べられる食品を必要としている方には正にこれは『生命のパン』となります。

 事務所の維持費がかかるでしょうと10万円の寄付金を持ってきてくださった方もいらっしゃいました。皆さまの支えでフードバンク活動が維持できていると感謝します。

これからも暑さが続く中、利用者が急増しているため、寄付していただいたものは、ストックする余裕もなく、すぐに必要としている方にどんどんお渡ししています。

 なお、企業でフードドライブを取り組むことは、社員のSDGsに対する意識の向上や福祉活動への関心を高めることになり、社会貢献活動としての意義があります。

 生活が苦しく今日食べるものにも困っておられる利用者の方へ渡す食品を利用者の家族構成や現状などを考慮して選別しています。寄付で届いた食品は賞味期限やアイテムことにボランティアさんたちの助けを借りて、緊急支援に対応できるように整理を保管していますが、毎日数件に及ぶ食品の提供を行うため、写真の品物も数日でストックがなくなります。

 レトルト食品等以外のご家庭で余っている食品の寄付も受け付けております。届け先は、フードバンク本部へ(〒503-0034 岐阜県大垣市荒尾町1490−3)荒尾郵便局の横で、大垣市立宇留生小学校が目の前にある本部までご持参いだだくか、または、大垣共立銀行荒尾出張所ATM前のフードドライブの設置ボックス(〒503-0034 岐阜県大垣市荒尾町町東裏1505−1)までお持ちください。

ぜひご協力のほど、よろしくお願いします。

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岐阜市の拠点

ご厚意によりスペースをお借りして、岐阜市の拠点としても機能している、岐阜別院の夏祭りでフードバンクぎふを知ってもらおうと、ブースを設置させてもらいました。

 岐阜県の第一の経済都市である岐阜市は人口も多く、岐阜市のサポーターさんたちは、ほとんど毎日のように市内の困窮家庭へ食料支援に走り回っています。

 支援に行くと、エアコンもない、ガスも電気も止められているような厳しい生活の現場を目の当たりにして、そのような現状に接すると悩むこともありますが、少しでもこの活動を多くの方に知ってもらおいたいと思い、岐阜市のサポーターグループがこの日、「フードバンクぎふ」の広報活動のPRのため、リーフレットの配布や寄付金を募りました。

親子で『フードバンクって?』のミニクイズなどを実施して、お子さんや保護者方にも関心を持って貰えました。