規格外のキャベツ

新型コロナウイルスの影響で自粛生活の最中ですが、池田山のふもとのキャベツ畑で暖冬のためか大きく育ち過ぎて、出荷の規格に合わなくなってしまったキャベツをいただいてきました。

ひとりで2個も持てないぐらい大きく育ったキャベツは外側は少し色が変わっていますが、何枚かめくるとみずみずしいすがたを現してくれ、まだまだ食べることができます。

このまま廃棄してしまうのはもったいないので、密状態を避け短時間の作業で収穫してきました。

保管や季節の問題もあり、フードバンクとしての提供品もどうしても生野菜は不足しがちですので、貴重な機会となりました。

そして、改めて食品ロスを考える機会ともなりました。ご提供に感謝です。

支援物資と相談が次々と

Yahoo!ニュースで「学校休校『食費かさみ』需要増 生活困窮者に食品寄付を」、岐阜新聞(2020年4月12日付)が紹介されたこともあり、緊急事態宣言下の中、県内外から支援物資が次々と送られてきております。ご寄付いただいた皆様には心から感謝申し上げます。

一方で、休業や子どもの休校で食料確保に苦労している方たちから相談も次々と寄せられています。

人間は、食料がなければ生きていけません。様々な自粛が求められる休業補償もいつ給付されるのか分からない中、フードバンク活動の意義はますます高まっていると考えられますが、第一義的には生存権を保障する公的責任とは何かということを改めて考えていかなければならないのではないかと思います。

需要の高まりの一方で、相談も増えており、フードバンク活動を支えていただくために更なるご寄付をお願いできれば幸いです。

詳細は、下記URLをご参照ください。
寄付・スタッフ・会員の募集

また、物資がご必要な方はご連絡ください。

岐阜協立大学マイスター倶楽部の学生さんとの交流

諸事情のために更新が滞り申し訳ありませんでした。かなり久しぶりの更新となります。

昨日は、学生さんたち主体でまちづくりに取り組む岐阜協立大学マイスター倶楽部の学生さん6名の方に、民間事業者の協力を得て、子ども食堂や生活困窮の方々に食糧を無償で提供しているフードバンクの活動や食品ロスの現状と課題などについて、意見交流を行いました。

「今日、食べるものがない」といった困窮状況にある人々が存在する一方で、品質に問題のない大量の食品が廃棄されている現状は、本当に持続可能な社会を目指すうえで大きな課題となっています。

フードバンクの活動は「なぜ、自治体で取り組まれていないのか」といった質問なども活発に出ていました。

これからも、少しでもフードバンクの活動を知ってもらうきっかけづくりができると良いなと思います。

カルビーさんから寄付をいただきました!

カルビーさんといえば、ポテトチップスなどで有名なスナック菓子の企業さんですが、先日、各務原工場の社会貢献委員会さまのお取り計らいで、スナック菓子の寄付をいただくことができました!

ホームページを見ていただいたことがきっかけとなったようですので、改めて情報発信の大切さを感じます。

もちろん、食事の代わりというわけにはいきませんが、小さなお子さんがいるご家庭などでは、お菓子はひじょうに喜ばれます。

今後も定期的にご寄付いただけるとのこと、本当にありがたいと思います。

フードバンクぎふは本当に小さな組織ですので、こうしてご協力いただける企業さんや個人の方を大切にし、そして広げていくことも今後の課題です。

ぎふハチドリ基金より助成金をいただきました!

ご報告が遅くなりましたが、子どもや若者、子育て家庭にかかわる活動を行っているNPO団体に資金助成などを行っている「ぎふハチドリ基金」さんより、申請していた「子ども食堂を中心とした青少年への食糧支援」という事業に対して、ステップアップ助成として200,000円の助成金が採択され、その授与式があり、赤星守雄代表が出席いたしました。

今、全国各地で取り組まれている「子ども食堂」の実践ですが、フードバンクとしてもこうした活動と連携し、少しでも食品ロスの少ない社会を実現していきたいと考えています。

「ぎふハチドリ基金」さん、どうもありがとうございました!

成果を上げられるように精一杯、頑張りたいと思います!

岐阜経済大学「公的扶助論」でゲスト講義を行いました!

6月19日、岐阜経済大学経済学部公共政策学科で開講されている「公的扶助論」で、約50名の学生さんに向けてゲスト講義を行いました。

飽食の時代とも言われる今日の日本では、まだ、問題なく食べられるにもかかわらず大量の食糧が廃棄されています。

一方で、今日の食事さえも満足に取れない生活困窮の方々に、企業や個人からそうした食料の提供を受け届ける活動を行っている私たちの活動について事例も交えて講義を行いました。

授業終了後には、個別に質問に来てくれた学生さんもいらっしゃいました。

授業後の感想では、「フードバンクの活動を初めて知った」といったものも多く、こうした啓発活動がフードバンクの活動と現代日本における生活困窮者のすがたについて理解を深めるきっかけとなれば幸いです。

啓発活動の一環として、フードバンクの活動をお話しする講師派遣を行っています。ご関心がある方は、ぜひご連絡ください。(詳細は下記URLを参照)
http://foodbankgifu.jp/?page_id=37

フードバンクぎふの総会が行われました!

本日、大垣市の赤星ふれ愛ハウスにて、9名の参加でフードバンクぎふの総会が行われ、前年度決算・活動報告、今年度予算、事業計画、そして、法人化も含めて今後の方向性などが議論され承認されました。

総会の参加者は、それほど多くはありませんでしたが、一方で、需要はかなり高くなってきており、活動資金やスタッフ確保、今後の組織化も含めた課題も見えてきています。

総会の中では、フードバンクの利用者の方から嬉しいお礼状が届いたことが報告されました。スタッフの一人は「苦情かと思っておそるおそる見たらお礼状だった。本当に嬉しい」と語っていました。

今後は、さらにご協力いただける方の輪を広げていく所存でございますので、どうぞよろしくお願いいたします。

4/28(土)もFC岐阜×ツエーゲン金沢戦でフードドライブを実施します!

4月28日(土)にホームで行われるツエーゲン金沢戦にて、フードバンクぎふによるフードドライブを実施いたします。

時  間:12:00~15:00
実施場所:岐阜メモリアルセンター長良川競技場 芝生広場東(屋台村1区画)

【寄贈いただきたい食品について】

〇寄贈いただきたい食品

以下のすべてを満たす食品

・未開封のもの

・常温保存が可能なもの

・賞味・消費期限が1週間以上残っているもの

例)

・お米(精米、玄米など)

・缶詰

・レトルト食品

・インスタント食品、カップ麺

・乾物、乾麺

・調味料、食用油

・スナック菓子 など

【お預かりできない食品】

以下のいずれかに該当するもの

・開封済みのもの

・要冷蔵、要冷凍のもの

・賞味・消費期限が切れているもの

・賞味・消費期限が1週間を切っているもの

・生鮮食料品

・持ち運びに困難をきたすもの(15kg以上あるもの、長辺が1m以上のものなど)

例)

・野菜、果物、肉、魚、卵、乳製品など

・生菓子

・冷凍食品

・要冷蔵、要冷凍の食品など

詳細URL(FC岐阜ホームページ)

https://www.fc-gifu.com/news_information/28574.html