夏休み子ども緊急食事支援プロジェクト

 地域連携の取り組みとして、同じ岐阜県西濃地域にある「NPO法人泉京・垂井」から「フードバンクぎふ」が支援する18歳以下の子どもを育てる家庭へ、食品の支援がありました。

生活に困難を抱える110世帯対象に、忙しいお母さんや夏休み留守番する子どもたちに思いを届ける品々を頂きました。お塩にお砂糖、お醤油などの調味料や、忙しいお母さんのためにインスタントやレトルト食品、また、子どもたちにはお菓子の詰め合わせと、花火セットの寄付を頂戴しました。

子どもたちの笑顔のために、同じ西濃地域にある団体が想いを1つにした、夏休みの緊急食事支援のプロジェクトでした。

願いが込められた110箱が対象家庭に届けられました。

            (↑食事支援ボックスに同封されたチラシです。)

主食が足りません。

 「フードバンクぎふ」に、昨年200件の新規利用者登録がありました。その約3割が18歳以下のお子さんを育ているご家庭でした。やも得ないご事情があり、ぎりぎりの生活中で困窮するご家庭に主食であるお米は欠かせません。とくにお子さんたちが夏休み中になり学校給食がないので、そのために、育ち盛りのお子さんがいるご家庭では、お米が足りない状態なります。そういった困窮するご家庭からフードバンクへお電話があり、「お米はありませんか?」という声が多く寄せられております。

 このような主食が不足していると要望が多く寄せられる中で「フードバンクぎふ」にも昨今のお米不足の影響で寄付が大幅に減り、お米の在庫が少なくなりつつあります。これまで5キロをお渡ししていたご家庭にも、3キロしかお渡し出来ない現状です。このままいけば、この先1ヶ月持つかどうかという状態になりつつあります。SNSでの投稿で反響があり、皆様からの善意の寄付を頂戴しました。ありがとうございます。こういった経緯もあり、一時的に備蓄ができましたが、まだまだお米が不足している状態です。

 また、予期せぬ事情で突然、働けなくなった方や闘病中の方には、お米やお菓子、野菜や冷凍品、インスタント食品など調理の手間がかからないものをお届けしております。

 このフードバンクの活動は、皆様の善意の寄付で成り立っております。皆様からの寄付にて頂戴した「食べ物の蓄え、預金(フードバング)」を必要としている人に直接本部まで取りに来ていただいてお渡しをしたり、また、地域のボランティアさんがその地域の必要としている方にマンパワーでお届けをしております。

お米、食材、品物等の寄付を是非よろしくお願いします。皆様の寄付で活動が支えられています。